ある日、ぐうぜん黄緑色の草原で出会った、ネコと天使がつかのま姿を交換して、猫は腹ペコなど存在しない空へ、天使は神様のお使いなどない野原で自由に飛んだり、歩いたりしますが、やがて夕暮れが近づいて、空が赤くなる頃、二人はやはりいつもの自分がいちばんいいと姿をもとに戻り、それぞれの暮らしに戻っていきます。
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これはもともと二台のベンチに描いた絵の背景になるお話です。壁画などもそうですが、絵を描くときがその前に背景の物語を描きます。そうすると不思議と絵が現れてくるのです。
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著者:maymay titi(メイメイティティ)
企画・発行 株式会社KITORI
出版:水玉舎
サイズ:横150mm×縦150mm
ISBN978-4-910695-01-3